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バイオリンについて |
《バイオリンのお手入れ》
バイオリンはきれいにしておいた方が良いです。松脂や手あかのこびりついた状態は少なからず音にも悪影響を与えます。
しかし、磨き過ぎることが、かえってバイオリンを傷めることにもなりかねませんので注意が必要です。バイオリンを拭く布は、ガーゼや、使い古しのTシャツで充分です。
バイオリンは乾拭きで掃除してください。
裏板の広い面よりむしろ、指板、弦や駒の下に付着した汚れに気を配ると良いと思います。
松脂の粉や、指紋などをサッと拭き取っておきましょう。
輝かせようとむやみにゴシゴシこすってしまうと、かえって表面を少しずつ削ってしまったり、ニスがとれてしまったりします。
気になる方は、年に一度程度、楽器屋でクリーニングして頂く事をお勧めいたします!
もちろん、ご希望があれば楽器屋の紹介も致します!
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《バイオリンの管理》
温度に関しては、夏の高い気温に特に注意する必要があります。
暑い場所にバイオリンを置いておくとニスが溶けることがあります。
室温は最高で40度以下、できれば余裕を持って30度以下に保つことが望ましいと思います。
特に外出するときなどは、比較的温度の低い部屋に置きましょう。
また、車でバイオリンを持ち運ぶ際は、車の中に置きっぱなしなどしないようにしてください。
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《弓について》
弓の毛は時々交換する必要があります。
弓の毛に松脂が付きにくくなったり、弾いたときに滑る感じが出てきたら毛替えの時期です。
通常、毛替えは弦楽器の工房や楽器屋に行ってやってもらいます。
職人さんの技術によってバイオリンの音色がかわってきます。
よく職人さんを吟味して毛替えをしてもらいましょう。
弓の張りにいついては、最も狭い位置で弓のスティックと同じ程度の幅で良いかと思います。
ただ、あくまでも目安であって、本質的には弓がうまく振動する加減と言うことになります。
弓の毛の張りは強すぎても、弱すぎても良くありません。弓の振動を殺さないようにという意識で、さまざまな張りを試してみましょう!
演奏や練習が終わったら、弓の毛を緩めて弓を休ませてあげましょうね!
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